KDDI通信障害 新型コロナ感染者の健康観察にも影響 約70人と連絡が取れず
KDDIの通信障害により、自治体の新型コロナウイルス感染者の健康観察にも影響が出ています。
東京都足立区では、新型コロナで自宅療養中の人に対し、保健所が、携帯電話のショートメッセージサービスで基礎疾患の有無などの確認を行っていますが、今回のKDDIの通信障害で、この健康観察に支障が出ているということです。
2日から4日午前9時までにauなどの携帯電話を使う約70人と連絡が取れておらず、固定電話に電話したり、区のホームページ上でほかの方法で連絡するようお願いしたりするなどして連絡を試みています。それでも午前11時までに連絡が取れなかった場合、自宅訪問を行うということです。
区の担当者は「ここまでの影響を受けるとは想定していなかった。早い解決を望みます」としています。