原因不明の子どもの急性肝炎疑い 新たに2人確認 厚生労働省
今週、国内1例目が公表された原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがある事例について、厚生労働省がさかのぼって調べたところ、新たに2人確認されました。
厚労省によりますと、原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがあるとして、新たに報告があったのは16歳以下の子ども2人で、性別や年齢は明らかにしていません。
厚労省が去年10月以降に急性肝炎で入院した、原因不明の16歳以下の子どもについて、さかのぼって調査してわかったということです。
いずれも肝移植はしておらず、新型コロナウイルスの検査は陰性ですが、アデノウイルスはまだ検査中だということです。
原因不明の子どもの急性肝炎をめぐっては、海外で報告が相次いでおり、国内では、25日に初めて疑いのある1人の報告がありました。