日本でも“原因不明の子どもの急性肝炎”か 1人確認
イギリスやアメリカなどで報告が相次ぐ原因不明の子どもの急性肝炎について、日本でも、同様の急性肝炎の可能性があり入院している16歳以下の子どもが1人確認されたと、厚生労働省が発表しました。
厚労省によりますと、報告があったのは16歳以下の子どもで、性別や年齢などは明らかにしていません。
肝移植はしておらず、新型コロナウイルスとアデノウイルスの検査では陰性だったということです。
厚労省は、原因不明の子どもの急性肝炎の報告がイギリスやアメリカなどで相次いでいることを受けて、今月20日、自治体と日本医師会に対し、同様の症状の症例があった場合は報告するよう通知を出し、翌21日に1件の報告があり、25日に検査結果が出たということです。
現在、このほかに検査中の可能性がある症例はないということです。