悪質リフォームの検挙過去最多 トクリュウ関与も 高齢者宅狙う 警察庁

悪質リフォームの検挙数が過去最多となり、匿名・流動型犯罪グループが関与するものもみられるとして、警察庁が取り締まりを強化しています。
警察庁によりますと、去年1年間の悪質なリフォームを伴う点検商法の検挙数は66件で、統計のある2010年以降で最多となりました。
このうち、匿名・流動型犯罪グループが関与していたものは15件で、56人が検挙されたということです。
「近くで屋根の工事をしているが、お宅の屋根を見たら壊れているので、もしよければ見ましょうか?」などと言って訪問し、実際には壊れていなかった屋根をハンマーなどで壊して住人に写真を見せたうえ、法外な修理代金を請求するなどの手口がみられています。
特に高齢者の家を狙うケースが目立ち、警察庁は取り締まりを強化しています。
最終更新日:2025年3月6日 10:11