台風11号、来週にかけて影響が長引きそうです。台風11号の特徴をまとめてみました。まず、勢力が強い。30日から猛烈な勢力となりました。また、この後複雑な動きをしそうで、同じような場所に停滞する予想となっています。

ということで、今回は大荒れの時間が長く続く恐れがあります。しっかりとした備えをお願いします。

このあと台風11号は、更に発達しながら南寄りに進むでしょう。

9月1日から3日頃まで先島諸島の南海上に停滞し、その後、東シナ海を北上しそうです。

来週初めは九州や本州などにも大きな影響が出てくる恐れがありますので、常に最新の情報をチェックするようにしてください。

1日にかけて予想されている風は、沖縄や奄美で30～35メートル、波の高さは6～8メートル、暴風や高波に警戒してください。

また、沖縄本島地方は31日夜遅くにかけて高潮にも厳重な警戒が必要です。

雨雲の予想を見ると、台風から離れている九州から北海道でも、秋雨前線や湿った空気の影響で、雨が降り大雨となるところがあるでしょう。

所々雨雲が発達していて、局地的には非常に激しい雨の降るところもありそうです。

予想雨量は1日夕方までの多いところで、東海で120ミリ、中国地方や北海道で100ミリの予想となっています。

雲の発達次第では警報級の大雨となる恐れがありますので、台風から離れている地域でも大雨に警戒をしてください。