JR東日本「オフピーク定期券」来年3月18日から販売へ
JR東日本は、朝の混雑時間を避けて利用する通勤客の定期券を値下げする「オフピーク定期券」を、来年3月18日から販売すると発表しました。
JR東日本は、新型コロナの影響で高まる混雑緩和のニーズをふまえ、朝の混雑時間帯を避けた通勤客の定期券をおよそ10%値下げする「オフピーク定期券」を来年3月18日から販売します。
山手線や京浜東北線、中央線など首都圏の16線区279駅で、平日のピーク時間帯を避けて入場する場合に利用でき、Suicaのみでの販売となります。
ピーク時間は駅によって異なりますが、例えば、千葉駅では午前6時35分から午前8時5分、横浜駅では午前7時から午前8時30分などとなっています。ただ、オフピーク定期券でピーク時間に乗車した場合は、通常料金がかかるということです。
JR東日本は、現在、ピーク時に利用しているおよそ5%の人がオフピークに移行することを目標としているということです。
一方、終日使える通常の定期券はおよそ1.4%値上げしますが、定期券収入全体は増額にならないようにする予定です。通学用の定期券は、これまでの料金を維持するとしています。