高齢者施設の3回目接種 全国26%が今月末までに終了しないと回答
高齢者施設における新型コロナワクチンの3回目接種について、全国の施設の26パーセントが、今月末までには終了しないと回答したことが厚生労働省の調査でわかりました。
調査に回答した全国の5万1373施設のうち、「2月末までに施設での3回目接種が終了予定」と回答したのは、74パーセントだったということです。
国は今月末に全ての高齢者施設で接種を終了することを目標にすすめてきましたが、26パーセントの施設が現時点で今月中には終えられない見通しです。
理由としては、「初回接種が遅く、6か月経過していない入所者などがいるため」が18パーセント、「接種体制の確保などの準備に時間を要したため」が16パーセントなどとなっています。
後藤厚労大臣は、「国もサポートを行い、今月末に全ての施設で終了することを目指す」としています。