ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は、17日から社名を「SMILE－UP.」に変更します。

ジャニーズ事務所の本社前から中継です。

「ジャニーズ事務所」という社名が最後となる16日、本社前は落ち着いた状況で、建物の前にはファンの方が集まって写真を撮っている姿も絶えず見られます。

ジャニーズ事務所は今月2日に行った会見で、ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、あす17日から、社名を「SMILE－UP.」に変更すると発表しました。

1962年の創業以来、61年間続いた「ジャニーズ」という屋号をおろすことになります。本社を訪れたファンは、さまざまな気持ちを抱いていました。

ファン
「今イメージが落ちてしまった部分がありますから、誠実に経営とかやり続けていくしかないかなと」

写真を撮ったり、建物をずっと眺めたりと、思い思いに過ごすファンの目には、複雑な思いが浮かび上がっているように感じました。

今後、「SMILE－UP.」は被害者の救済・補償に特化した会社となり、補償終了後、廃業するとしています。

また、エージェント会社を新たに設立し、社名は公募するとしていますが、具体的には未定な点も多いまま、「ジャニーズ」の社名は16日で最後を迎えることとなりました。