走行中の京王線で刃物対応訓練 “男が切りつけ”想定
ことし1月、JR山手線の電車内で女が刃物で乗客を切りつけた事件を受け、警視庁は26日、実際に電車を走行させた上で、車内で刃物を持った男が暴れだしたという想定で訓練を行いました。
26日の訓練は、実際に走行させた京王電鉄の車内で、男が刃物で乗客を切りつけたという想定で行われました。
警視庁と京王電鉄の職員らが協力し、乗客をいち早く避難させる方法を確認したほか、刃物を持って暴れる男を刺股や盾などを使って制圧する訓練などを行いました。
この訓練は、ことし1月に秋葉原駅に向かうJR山手線の車内で女が乗客を切りつけた事件を受けて行われたもので、警視庁新宿署の國府田剛署長は「鉄道事業者とも連携し、被害防止に取り組んでいく」と話しました。