ジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」上野動物園を出発 中国に返還へ
中国に返還される上野動物園の2頭のジャイアントパンダが動物園を出発しました。
上野動物園のジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」は29日午前4時、トラックで上野動物園を出発し、成田空港に向かいました。
28日の最終観覧日には、多くのファンが別れを惜しみました。
オスのリーリーとメスのシンシンの2頭は、ともに19歳と高齢で、高血圧などの症状もあり、いまの健康状態でいるうちにと、中国に返還されることに。
お別れしたファン「いつまでもいてくれると思っていたから、まだ受け止められない。ありがとうしかないです」
28日は、およそ2200人が観覧し、別れを惜しみました。
上野動物園・冨田恭正副園長「本当に、すごい力を持っている生き物だなと教えてもらった」
上野動物園を後にした2頭は29日午前、中国に向けて成田空港を出発しました。