盛山文科相「少なくとも今月中に報告を」日大改善計画
日本大学アメフト部の違法薬物事件の対応をめぐる第三者委員会の報告を受け、盛山文科相は7日の会見で、大学側に改善計画を「少なくとも今月中に報告してほしい」などと要望しました。
日本大学アメフト部の違法薬物事件への対応をめぐる問題で、日本大学は先月30日に第三者委員会が取りまとめた報告書を文部科学省に提出していました。
盛山文科相は7日の会見で、第三者委員会の報告書を踏まえて日本大学に対して求めている再発防止や管理運営体制に関する改善計画について、「少なくとも今月中に可能な範囲でなんらかの報告をしていただきたい」などと述べました。
また、盛山文科相は内容の検討に時間がかかることに理解を示した上で、「だからといって何も出ないという状況ではいいかげん困る」と話し、関係者の責任の所在の明確化も含めて速やかに進めてほしいと要望しました。
一方、日本大学は一連の対応をめぐる問題や責任の所在などについて、今後、大学として会見を行うかどうかなど明らかにしていません。