2020年、コロナ集団感染「ダイヤモンド・プリンセス」 約3年ぶり横浜港に入港
2020年に新型コロナの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が10日朝、およそ3年ぶりに横浜港に入港しました。
神奈川県横浜市の大黒ふ頭に姿を現したのは、国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」です。先月中旬にアメリカを出発、各地をめぐった後、乗客およそ1500人とともに横浜港に入港しました。
「ダイヤモンド・プリンセス」では、2020年2月に新型コロナの集団感染が発生し、乗客700人以上が感染、13人が死亡しました。
横浜港に国際クルーズ船が入港するのは、水際対策としてクルーズ船の運航が停止された2020年3月以降、初めてです。
横浜市は運航会社に対し、乗船前の乗客の陰性確認や船内で陽性者が確認された場合の対応を求めるなどし、本格的なクルーズ船の受け入れ再開に乗り出しています。