大阪を代表する秋祭りとして知られる、「岸和田だんじり祭」が始まり、城下町は熱気に包まれています。

威勢のいい掛け声が響き渡る中、だんじりがさっそうと駆け抜けます。「岸和田だんじり祭」は、江戸時代から300年以上続く伝統行事で、高さ4メートル、重さ4トンを超えるだんじり34台が早朝から、一斉に繰り出しました。

ことしは、カンカン場と呼ばれる交差点の観覧席が6年ぶりに復活し、だんじりが勢いよく直角に曲がるやりまわしが成功するたびに、大きな歓声が上がりました。

祭りは2日間にわたって開催され、17日はだんじりが神社を参拝する宮入りが行われます。