能登ワイン、ブドウ収穫と醸造始まる「一歩一歩前に」石川・穴水町
石川県穴水町の能登ワインで、9日から能登半島地震後、初めてとなるブドウの収穫とワインの醸造が始まりました。
能登ワインでは、元日の地震で建物の壁の一部が崩れるなどの被害はあったものの、ブドウ畑や工場に大きな影響はなく、ことしのブドウの収穫と醸造が始まりました。
従業員たちは畑で実った白ワイン用のブドウ品種「シャルドネ」を手際よく摘み取っていきました。震災の影響もなく、天候に恵まれて良いブドウに仕上がっているということです。
能登ワイン 村山隆社長
「実際できるかどうか心配しましたけども、1日1日、一歩一歩前に進んできまして、能登は元気でやっていますよとPRもしながらやっていきたいなと」
今月下旬からは赤ワイン用のブドウの収穫も始まり、11月16日にことしの新酒が発売されます。