子どもたちが地震の疑似体験や放水体験 東京消防庁臨港消防署がイベント開催
子どもや若い世代に防災意識を高めてもらおうと、東京消防庁臨港消防署が、地震の疑似体験や放水体験ができるイベントを行いました。
東京・中央区にある晴海ふ頭公園で行われた防災イベントでは、東京消防庁が制作した大地震の時の様子を再現したバーチャルリアリティー映像を、子どもたちが専用ゴーグルを通じて見て、地震の被害の様子を学びました。
参加者「ものが倒れていました。本当に起きたら絶対に危ないと思いました」
また、想定される首都直下地震で、死者数を減らすポイントとなる初期消火の重要性を知ってもらうため、子どもたちが消火器やホースを使った放水体験を行いました。
臨港消防署管内では、東京オリンピック・パラリンピックの選手村が大規模マンションとしてオープンするため、来年以降、若い世代や子どもの増加が想定されていて、家族で参加できるイベントを通じて地域防災力を高めていきたいとしています。