東京都内で、25日、新たに1万1125人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。先週金曜日（18日）から5000人近く減っています。

小池都知事「新規陽性者については減少傾向が今日も続いているとはいえ、極めて高い水準であることには 変わりがありません」

東京都内の新たな感染者は1万1125人で、先週金曜日（18日）からおよそ3割に当たる5004人減少し、6日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回りました。

直近7日間の感染者数の平均は1万1794.3人で、前の週の80.9％となり、14日連続で100％を下回っています。オミクロン株に対応した重症者用病床の使用率は前の日から2.5ポイント減少し32.0％でした。

一方、新たに23人の死亡が確認され、うち、80代と90代の男女3人は自宅療養中でした。80代の男性は入院調整を行う予定の日の早朝に急変し、救急搬送後、死亡しました。

都の担当者は、死者数について「病院や高齢者施設などでの重症化リスクの高い人の感染が続いているので、まだ減少傾向にあるとはいえない」と説明しています。