BF.7がBA.5の割合を上回る 東京都モニタリング会議 新型コロナ
東京都は新型コロナのモニタリング会議を開き、流行の主流を占めていたBA.5の割合をBF.7が上回ったと報告されました。
モニタリング会議では、今月16日までの1週間の都の変異株PCR検査の結果、これまで主流を占めていたBA.5の割合が24.5%まで減少した一方、BA.5から派生したBF.7が34.5%、BQ.1.1が24.5%に増加したと報告されました。
都の専門家は、検体の偏りの可能性もあるため、慎重に分析する必要があるとした上で、変異株の置き換わりが進む過程で感染者数が増加することへの警戒感を示しました。
また感染者数については、「前週比で100%を切る傾向が明確になってきたのは事実」としながらも、「どこまで下がるのか、どこかで増加に転じるかは、まだ読めない」とし、ピークアウトについて明言を避けました。
4段階ある警戒レベルについては、「医療提供体制」は、最も深刻なレベル、「感染状況」は上から2番目とし、先週と変わりませんでした。