「当事者の会」が新たに「SMILE-UP.」へ要請書 ジャニー元社長性加害問題
ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は17日から、社名を「SMILE-UP.」に変更しました。
ジャニーズ事務所は、17日からジャニー喜多川元社長の性加害問題をめぐる被害者の救済活動などに特化した会社となり社名を「SMILE-UP.」に変更しましたが、事務所には新しい社名は掲げられず看板は外されたままとなっています。
一方で、公式ホームページは「ジャニーズ」という言葉がなくなり、新しい「SMILE-UP.」のロゴが入ったものにリニューアルされました。また、全国の「ジャニーズショップ」は16日で営業を終了しましたが、「SMILE-UP.」ではオンラインで、17日正午から一部のグッズの販売を再開しました。
また、新しいエージェント会社の立ち上げまでは、所属タレントのマネジメントは「SMILE-UP.」が行い、移籍を希望するマネジャーなどの社員については新会社でも働く予定だということです。
一方、性加害問題の「当事者の会」は新たに事務所への要請書を出しました。
版権やグッズを含めたグループ会社などの資産はジャニー喜多川元社長の遺産を基に成り立っているとし、新会社には継承せず被害者の補償などに充てるべきだと求めたほか、所属経験に限らずオーディションの参加者なども救済すべきとしています。