企業の技術情報“流出”想定 埼玉県警が対応訓練
企業の技術情報が海外サイトに流出した想定で埼玉県警が訓練を行いました。
埼玉県警外事課は29日、埼玉県三芳町の合金を扱う会社で技術情報が海外サイトに流出したという想定で対応訓練を行いました。
訓練では、合金に関する製造データがインターネット上に流出しているのを会社が見つけて警察に通報し、かけつけた警察官が会社の関係者から話を聞き、証拠となるデータを回収する手順を確認しました。
高橋武外事課長「これから技術情報の流出防止に当たっては、官と民の連携が非常に重要だと思います」
全国の警察でこうした訓練を行うのは初めてで、県警は今後も企業と連携し、技術情報の流出防止につとめていきたいとしています。