保安検査を受けず“不法侵入”の乗客を想定、羽田空港で訓練
空港の利用者が増える夏休みシーズンを前に、保安検査を受けずに強引に侵入しようとする乗客に対応するため、羽田空港で訓練が行われました。
27日に訓練が行われたのは、羽田空港の国内線ターミナルの保安検査場です。
訓練は、乗客が保安検査員に刃物を突きつけ、保安検査を受けないまま制限区域に侵入して、飛行機に乗り込もうとしたという想定で行われ、保安検査員が空港関係者や警察と連携し、不法侵入した乗客への対処手順を確認しました。
去年3月に航空法が改正され、保安検査が義務化され、違反すると罰則の対象となります。
国土交通省は訓練を生かし「乗客の安全を確保していきたい」としています。