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野生動物が神社で“参拝”? さい銭泥棒対策の防犯カメラに映っていたのは…

2022年7月28日 18:36
野生動物が神社で“参拝”? さい銭泥棒対策の防犯カメラに映っていたのは…

鳥取県米子市には、人間だけでなく多くの動物たちが訪れる神社がありました。

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鳥取県米子市にある日吉神社の防犯カメラに捉えられていたのは、暗闇の中、2本足で立ち上がる動物、イタチの仲間、テンです。まるで参拝するかのように本殿を見ていました。

この神社を訪れる野生動物はほかにもいます。

階段をのぼってきた、しましまの尻尾が特徴のアライグマはそのまま建物の中へ入っていきました。ハクビシンやイノシシなどがウロウロする姿も捉えられています。

空から下りてきたのはフクロウです。カメラの上に乗ったのでしょうか、画面が揺れていました。

日中には、手すりに腰掛けるサルまで映っていました。

多くの野生動物が訪れる日吉神社は、境内にJRの線路が通っている珍しい場所にあります。

さい銭泥棒対策として、およそ10年前に設置された防犯カメラですが…

日吉神社 安江昌史宮司
「社殿の後ろが山なので、道を渡っていろいろな動物が来ているのかなと」

地元の参拝客
「この辺の壺瓶山もいい山なので、動物もいやすい場所なんだなと」

しかし、動物による被害もあるといいます。

日吉神社 安江昌史宮司
「掘り返すといいますかね、この辺、一生懸命修復した跡がある」

手入れされたコケが広がる境内には、イノシシに掘られたとみられる跡がありました。テンなどによるフン害や、柱に爪痕などの被害があるといいます。

神社では、今後も手入れを続けながら、動物たちを温かく見守っていきたいということです。

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