20日は梅雨の晴れ間で日本列島の広い範囲で気温が上昇しました。大分県日田市では最高気温34.5℃と猛暑日に迫る暑さとなりました。

こうした中、夏の観光シーズンが本格化。富士山では、富士宮口5合目の冬季閉鎖が解除され、6合目までの登山道が開通しました。これにより、5合目の周辺を歩くハイキングコースなどが利用できるようになり、“待ってました”とばかりに、早速、登山客が訪れました。来月には静岡県側・山梨県側ともに山頂まで開通される富士山。今年は混雑が予想されるため、慎重に登山計画を立てるよう注意が呼びかけられています。

一方、山形県天童市では、収穫目前のサクランボが盗まれる事件が発生しました。19日に通報があり、「やまがた紅王」約5キロ、時価10万円相当が盗まれたのです。やまがた紅王は県が約20年かけて開発した大玉品種で、今年、本格デビューを迎えました。収穫が始まって初めてとなる週末には、県内各地で紅王をPRするイベントを開催。競りでは、最上級品が100グラム当たり2000円の値がつくなど、ブランドサクランボのデビューに大きな期待が寄せられていました。盗難被害にあった人は「1年間の苦労を全て無にされた」と憤りを隠せません。

※詳しくは動画をご覧ください。（6月20日放送『news every.』より）