伊豆大島土砂災害10年 36人死亡、今も3人が行方不明…遺族ら約140人が追悼式に参列
死者・行方不明者が39人にのぼった東京・伊豆大島の土砂災害から16日で10年を迎え、島では追悼式が行われました。
2013年10月16日、伊豆大島で、記録的な豪雨の影響により、大規模な土砂災害が発生しました。36人が亡くなり、いまも3人が行方不明です。
発生からちょうど10年となる16日、被害が最も大きかった大島町の元町地区で追悼式が行われ、遺族ら約140人が参列しました。
息子を亡くした遺族
「町の人たちの協力で、こんなにきれいにできたのかなと」
いとこを亡くした遺族
「つらい状況がそのまま残っているのがいいのか、果たしてきれいになることがいいのか。自分のことは10年ということで、けりつけないといけない」
土砂災害後の復興計画期間は10年で、今年度終了となりますが、町は、今後も災害に強い町づくりなどを進めるとしています。