国内排出の温室効果ガス 7年連続で減少
国内で排出された温室効果ガスの量が7年連続で減少しました。
環境省によりますと、2020年度に日本国内で排出された温室効果ガスの量は、二酸化炭素に換算して11億5000万トンで前の年度と比べて5.1パーセント減少。7年連続の減少で、排出量の算定を始めた1990年度以降で最も少なくなりました。
部門別では工場などの産業部門や、運輸部門などは減少したものの、家庭部門は1億6600万トンと前の年度と比べて、4.5パーセント増加していて、新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えたことによる電力消費量の増加などが要因とみられています。