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広い範囲で大気不安定 夜にかけて天気急変し“激しい雷雨”となるおそれ

2023年6月28日 14:31
広い範囲で大気不安定 夜にかけて天気急変し“激しい雷雨”となるおそれ
雨雲の様子(午後1時半時点)

28日(水)は、日本の南にある高気圧の縁を回るように、日本付近に暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また、上空5500メートル付近には-9℃以下の寒気が流れ込んでいて、これらの影響で対流が活発となり、大気の状態が非常に不安定となっています。

午後1時半現在、九州北部から東北南部の所々で発達した雨雲がみられ、正午過ぎには、熊本県の阿蘇市乙姫で、1時間に75.5ミリという非常に激しい雨が観測されています。

現在、青森県を除いた46都道府県に雷注意報が発表されているほか、所々で竜巻注意情報が出されています。

この後、夜にかけて、さらに広い範囲で雨雲が発生・発達する見込みで、東日本から西日本の各地で雷を伴った激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の滝のような雨が降る所がありそうです。

「激しい雨」や「非常に激しい雨」が降ると、たとえ短時間であっても、低い土地や道路が浸水・冠水したり、小さな川では急激に水位が上昇するおそれがあるほか、発達した積乱雲の下では、落雷や竜巻などの激しい突風が起こったり、ひょうなどが降るおそれもあります。

今は雨が降っていない地域や、日差しの出ている地域でも、この後天気が急変するおそれがありますので、お出かけの際は空模様の変化に注意し、降っていなくても傘を忘れずにお持ちください。

■積乱雲が近づくサイン(兆し)を感じたら

外出中に「真っ黒い雲が近づいてきた」「雷の音が聞こえてきた」「急に冷たい風が吹いてきた」などの変化を感じたら、それは積乱雲が近づいてきている兆し(サイン)と考えられます。
これらの変化を感じたら、急な雨だけでなく、雷が落ちたり、竜巻などの激しい突風が起こるおそれが迫っていますので、速やかに頑丈な建物や車の中などに入り、安全を確保するようにしてください。