児童の太ももを粘着テープで椅子に固定 静岡市の小学校で不適切指導
静岡市の小学校で、教師が児童の太ももを粘着テープで椅子に固定する不適切な指導を行っていたことが明らかになりました。
静岡市教育委員会によりますと、問題の行為があったのは、静岡市清水区の小学校低学年のクラスです。
4月下旬、授業中に席を離れた児童に対し、教諭が口頭で注意をしたものの席に戻らなかったため、児童の太ももを粘着テープで椅子に巻き付け、数分間にわたり固定したということです。この行為で、児童にケガはありませんでした。
学校は、今月12日に同じクラスの別の児童の保護者から相談を受けて問題を把握したものの、23日まで市教委に報告していませんでした。