航空会社のスタッフが山梨県甲府市の小学校を訪れ、特別授業を行いました。授業が実現したきっかけは、子どもたちが１年前に飛ばした風船でした

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JALグランドサービス　鍵本鷹也さん
「こちらで風船を見つけました」

去年6月1日、JALのグループ会社のグランドスタッフが駐機場で“割れた風船”を発見しました。風船にはラベンダーの種とメッセージカードが添えられていて、小学校の名前が記されていました。

実はこの風船は去年5月30日に山梨の小学校が行事で飛ばしたものです。約110キロも風に乗って飛んできたのです。それから約1年たった6月15日、風船を飛ばした山梨県の甲府市立善誘館小学校では、特別授業がおこなわれました。

生徒に説明していたのは、風船を拾ったグランドスタッフです。風船とともに届いた花の種のお礼として、特別授業を開きました。飛行機の模型やポスターもプレゼントしました。

JALグランドサービス　鍵本鷹也さん
「『（飛行機と風船）飛んでくるもの同士すごいね』という話も会社の中で話しましたし、何かつながりを感じます」

生徒
「羽田空港まで届いたんだってビックリした」

ラベンダーは、オフィスで大切に育てられているということです。