G7やASEANなどの捜査幹部 国境越えた詐欺に連携確認
G7やASEANなどの捜査幹部らが集まり、国境を越えて行われる詐欺に対して連携して立ち向かうことを確認しました。
警察庁 露木康浩長官
「犯罪組織を抑え込み国民を詐欺から守るための国際連携を強化していくことが重要であると思います」
国際詐欺会議にはG7やASEANなどおよそ20か国の捜査幹部のほか、インターポールの担当者などが参加しました。アメリカやシンガポールなどの国々でも投資詐欺の被害が深刻な状況となっていて、各国やインターポールなどはSNSを使った投資詐欺、ロマンス詐欺などの最新の事例や手口、摘発のための取り組みなどを共有し、犯罪組織に対抗するため国際的な連携を強化していくことを確認しました。
また去年から東南アジアでは日本向けの特殊詐欺や投資詐欺などの拠点の摘発が相次いでいて、警察庁は東南アジア各国の捜査機関とも個別に会談し捜査協力の強化を図っています。