天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが23日、初めて園遊会に出席された際の様子などについて、側近が明かしました。

愛子さまは、25日、初めてお一人で昭和天皇の陵と香淳皇后の陵を参拝し、大学卒業と日本赤十字社への就職を報告されました。

側近によりますと、事前に侍従に所作を確認し、天皇皇后両陛下からも聞きながら、参拝されたということです。

愛子さまは、大学卒業と就職に関わる行事を無事に終え、安堵（あんど）されていたということです。

また、愛子さまは、23日、初めて園遊会に出席されました。

両陛下や皇族方と一緒に多くの出席者に声を掛け、最初は緊張した様子だったということですが、大学卒業と就職へのお祝いの言葉をもらい、和やかに歓談できたことをうれしく思われているということです。

事前には、長年にわたって活躍し、豊かな経験を持つ各界の人たちと話すことに少し緊張もしながら、資料に丁寧に目を通すなど、両陛下と一緒に園遊会に臨む準備をされていたということです。

両陛下は、愛子さまが出席者と話すことで新しい学びを得て、自身の世界が広がる良い機会になったのではないかと話されていたということです。