都 新型コロナ陽性検体の8割近くがBA.2疑い
東京都は、新型コロナウイルスのオミクロン株のうち感染力がより高いとされるBA.2疑いが、検査した検体の8割近くにまで増加したことを明らかにしました。
東京都は、今月4日までの1週間に行った都の独自のPCR検査で、オミクロン株の新たな種類、BA.2疑いと判定された件数が速報値で新型コロナの陽性検体の76.7%を占めたことを明らかにしました。
前の週の68.4%からさらに増加していて、都の専門家は、「流行の主体が、感染力がより高いとされるBA.2に置き換わったと考えられる。新規感染者数が高い水準のまま増加に転じると、急激に感染が拡大することになり、厳重な警戒が必要」とコメントしています。