柏崎刈羽原発7号機で核燃料の装荷作業を中断…東電 制御棒のブレーカー落ちる
柏崎刈羽原発7号機で15日から始まった核燃料の装荷作業について、東京電力は中断していると発表しました。制御棒のブレーカーが落ちたことが原因で、再開のめどは立っていません。
東京電力、柏崎刈羽原発7号機では原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」が15日、始まりました。24時間体制でおよそ2週間かけて872体の核燃料を7号機に入れる予定です。
そうした中、東京電力は原子炉の出力を調整する制御棒1本分のブレーカーが落ちているのを運転員が発見したと17日午後、発表しました。
原因を調べるため作業を中断していて、再開のめどは立っていないということです。
この制御棒を入れる予定の場所に核燃料は装荷されておらず、東京電力は安全上の問題はないとしています。