“有毒化学物質散布”想定でテロ対処訓練 あすで地下鉄サリン事件から29年
地下鉄サリン事件から29年となる20日を前に、19日午後、東京・世田谷区の二子玉川駅では、有毒な化学物質が散布されたという想定でテロ対処訓練が行われました。
地下鉄サリン事件から29年となる20日を前に、東急電鉄二子玉川駅の構内では、不審者がペットボトルに入った有毒な化学物質を散布し、複数の体調不良者が出たという想定でテロ対処訓練が行われました。
駅の利用客が見守る中、東急電鉄の職員による利用者の避難誘導や専門部隊による危険物の検知、除染作業の手順などが確認されました。
警視庁・玉川署は「地下鉄サリン事件を風化させないため、鉄道事業者との連携を図って国民を守るため訓練を実施した」としています。