インドネシアで大規模噴火 潮位変化は確認されず 気象庁は今後の情報に注意を呼びかけ
9日朝、インドネシアで大規模な火山の噴火があり、気象庁がこの噴火による日本への津波の影響を調べています。午前9時現在、海外・国内で潮位の変化などは確認されていませんが、気象庁が今後の情報に注意を呼びかけています。
気象庁によりますと、日本時間の9日午前5時47分ごろ、インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火がありました。
ダーウィン航空路火山灰情報センターによりますと、噴煙の高さは、およそ1万5000メートルに達しているということです。
大規模な噴火が発生した場合、地震による津波とは異なる潮位の変化が発生することがあり、現在、気象庁が影響を調べています。
仮に津波が起きた場合、到達予想時間は沖縄県で午前9時ごろとなりますが、これまでのところ、海外・国内で潮位の変化などは観測されていないということです。
一方、場所によっては、かなり遅れて津波が襲ってくる可能性もあるとして、気象庁では今後の情報に注意するよう呼びかけています。
レウォトビ火山では数日前から火山活動が活発化していて、7日も規模の大きな噴火が起きています。