■全国の9日（日）の天気

上空には今シーズン最強の寒波が居座っています。日本付近は9日にかけても強い冬型の気圧配置が続くでしょう。このため、日本海側を中心に断続的に雪が降り、山沿いを中心に強く降る所もありそうです。

9日夕方までの予想降雪量は、東北で70センチ、北陸と関東甲信で60センチ、東海・近畿で50センチ、中国地方で40センチとなっていて、積雪がさらに増えそうです。風が強く吹いて、ふぶく所もあるでしょう。引き続き、大雪や路面凍結による交通障害に警戒するとともに、なだれや屋根からの落雪、除雪中の事故にも十分注意が必要です。

太平洋側は、晴れる所が多く、空気が乾燥するでしょう。最低気温は0℃前後の所が多く、西日本や東海は、真冬の冷え込みが続きそうです。水道管の凍結にも注意が必要です。最高気温は10℃以下の所がほとんどで、北日本や北陸は5℃以下の寒さでしょう。

予想最低気温（前日差）

札幌　　 -3℃（＋5　3月中旬）
仙台　　　0℃（＋4　3月上旬）
新潟　　　2℃（＋4　3月中旬）
東京都心　2℃（＋2　2月中旬）
名古屋　 -1℃（＋1　真冬）
大阪　　　1℃（＋3　真冬）
広島　　 -1℃（＋3　真冬）
高知　　 -2℃（±0　真冬）
福岡　　　0℃（±0　真冬）
鹿児島　　0℃（＋1　真冬）
那覇　　 11℃（＋1　真冬）

予想最高気温（前日差）

札幌　　　 1℃（-2　2月下旬）
仙台　　　 5℃（±0　真冬）
新潟　　　 4℃（-1　真冬）
東京都心　11℃（＋1　2月中旬）
名古屋　　 8℃（＋3　真冬）
大阪　　　 8℃（＋2　真冬）
広島　　　 7℃（＋2　真冬）
高知　　　 9℃（＋2　真冬）
福岡　　　 6℃（＋1　真冬）
鹿児島　　 7℃（±0　真冬）
那覇　　　15℃（＋2　真冬）

■全国の週間予報

10日も、北陸や北日本の日本海側では雪が降りますが、大雪のピークは越える見込みです。11日は寒気が緩み、北陸の沿岸部では雨の所もあるでしょう。

12日から13日は、広く天気が崩れますが、暖気が流れ込むため、雨の所が多くなりそうです。積雪が多くなっている地域では、解ける雪に注意が必要です。

14日から15日は、北陸や北日本の日本海側で雨や雪となるでしょう。気温は11日にかけて低く、寒さが続きますが、12日以降は気温が上がり、西日本や東日本では15℃前後の所もありそうです。