5月の有効求人倍率1.24倍 5か月連続で上昇
5月の有効求人倍率は1.24倍で、5か月連続で上昇しました。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す5月の有効求人倍率は1.24倍で、前の月より0.01ポイントあがりました。
ゴールデンウィーク以降も求人の伸びが大きく回復基調で、5か月連続の上昇です。
また新規の求人の産業別では、1年前の去年5月と比べて宿泊・飲食サービス業が54.3パーセントの増加、製造業が23.9パーセントの増加などなっていますが、依然としてコロナ禍前に比べ低い水準となっています。
一方、5月の完全失業率は前の月より0.1ポイントあがり2.6パーセントでした。
男性は横ばいでしたが、女性が0.2ポイントあがりました。
総務省統計局は「まん延防止措置の解除以降、よりよい条件を求めて職を離れる人が増えているのが主な要因と見られる」と説明しています。