消費者物価指数 2か月連続2%超上昇 エネルギー高に加え円安の影響も
5月の消費者物価指数の上昇率が2か月連続で2%を超えました。エネルギー高に加え、円安の影響も出ています。
値動きの大きい生鮮食品を除いた5月の消費者物価指数は101.6で、前の年の同じ月に比べ2.1%上昇しました。
消費税増税が影響した期間を除き13年7か月ぶりに2%超えした4月に続き、2か月連続の2%台です。また、上昇は9か月連続となっています。
総務省統計局によりますと、ウクライナ情勢を受けた電気、ガソリン、都市ガスといったエネルギー価格の値上がりや、食用油、食パン、輸入牛肉などの値上がりが大きく響いている他、急速な円安が物価指数を押し上げているということです。