天皇ご一家が、ことし4月に栃木県にある御料牧場で静養された際のプライベートな写真が宮内庁から公開されました。

ご一家は新型コロナウイルスの流行後初めて、およそ4年ぶりの静養としてことし4月5日から10日まで御料牧場に滞在されました。あすの天皇皇后両陛下の結婚30年を前に公開されたのは御料牧場滞在中の17枚の写真で、中には天皇陛下が撮影された写真もあるということです。

ご一家は自転車で牧場内を移動し、子馬やこの日生まれたばかりの子牛と触れ合われています。この日生まれた子牛には、愛子さまが両陛下と相談し、「レインボー」と名付けられたということです。動物と触れ合う際、ご一家は病害防止の観点から白い防護服を着用されています。

写真には鶏卵やタケノコ、イチゴの収穫を楽しむ様子もあり、ご一家はプライベートならではの笑顔を見せられています。