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【1か月予報】本格的な寒さの到来までに猶予あり

2022年11月18日 3:42
【1か月予報】本格的な寒さの到来までに猶予あり

寒暖の変化を繰り返しつつ、晩秋から初冬に向かうでしょう。例年と比べると、12月初めにかけて寒気の影響を受けにくいと考えられます。この先1か月をまとめると、平年より気温が高くなるでしょう。太平洋側の降水量は、平年より多くなる可能性があります。

■北日本(北海道・東北)

北日本では、12月初めにかけて、平年より気温の高い状態が続きそうです。12月3日から16日頃にかけては、ほぼ平年並みの寒さとなるでしょう。

北日本の日本海側では、例年同様に、くもりや雨または雪の日が多くなりそうです。なお、気温が高めに経過することもあり、この先1か月の降雪量は平年より少なくなりそうです。

北日本の太平洋側では、12月初めにかけて、低気圧や前線の影響を受けやすく、例年に比べ、晴れる日が少なくなりそうです。

■東日本(北陸・関東甲信・東海)

東日本では、12月初めにかけて、平年より気温の高い状態が続きそうです。12月3日から16日頃にかけては、平年並みか平年より高めとなるでしょう。先週発表された1か月予報では11月の終わりに寒くなる傾向でしたが、本格的な寒さとなる時期が、例年より遅くなる可能性が出てきました。

北陸では、例年同様に、くもりや雨の日が多いでしょう。12月には、雪の降る日もありますが、この先1か月の降雪量は平年より少なくなりそうです。関東甲信や東海では、12月初めにかけて、低気圧や前線の影響を受けやすく、例年に比べ、晴れる日が少なくなるでしょう。

■西日本(近畿・中国・四国・九州)

西日本では、12月初めにかけて、平年より気温の高い状態が続きそうです。12月3日から16日頃にかけては、平年並みか平年より高めとなるでしょう。

先週発表された1か月予報では11月の終わりに寒くなる傾向でしたが、本格的な寒さとなる時期が、例年より遅くなる可能性が出てきました。

西日本の日本海側では、例年同様に、くもりや雨の日が多いでしょう。西日本の太平洋側では、12月はじめにかけて、気圧の谷や前線の影響を受けやすく、例年に比べ、晴れる日が少なくなるでしょう。

■奄美・沖縄

奄美・沖縄では、12月初めにかけて、平年より気温の高い状態が続きそうです。12月3日から16日頃にかけては、平年並みか平年より高めとなるでしょう。

奄美・沖縄ともに、例年と同様にくもりや雨の日が多いでしょう。

■1か月予報(11月19日から12月18日までのまとめ)

<気温の確率予想・低い・平年並み・高い>

北日本    :10%・30%・60%
東日本    :10%・30%・60%
西日本    :10%・30%・60%
奄美・沖縄  :10%・30%・60%

<降水量の確率予想・少ない・平年並み・多い>

北日本(日本海側):30%・40%・30%
北日本(太平洋側):20%・40%・40%
東日本(日本海側):30%・40%・30%
東日本(太平洋側):20%・30%・50%
西日本(日本海側):30%・30%・40%
西日本(太平洋側):20%・30%・50%
奄美・沖縄    :40%・30%・30%

<日照時間の確率予想・少ない・平年並み・多い>

北日本(日本海側) :30%・40%・30%
北日本(太平洋側) :40%・40%・20%
東日本(日本海側) :30%・40%・30%
東日本(太平洋側) :40%・40%・20%
西日本(日本海側) :40%・30%・30%
西日本(太平洋側) :40%・40%・20%
奄美・沖縄     :30%・30%・40%

<降雪量の確率予想・少ない・平年並み・多い>

北日本(日本海側) :50%・30%・20%
東日本(日本海側) :50%・30%・20%

(参考:気象庁・週間予報・2週間気温予想・季節予報)

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