食料不足の被災地をパンで支援 1000個あまり製造 福井市のベーカリー
能登半島地震の被災地・石川県珠洲市の避難所から要請を受けて、福井市内のベーカリーがパンや救援物資などを届ける準備を進めています。(1月5日)
福井市のベーカリー「パンテス365」を経営する今井薫さんは、今回の地震で被災した石川県珠洲市の友人が身を寄せている避難所を通じて支援の要請を受け、5日は心を込めて1000個余りのパンを作りました。
今井さんは「僕らはできるタイミングでできることをやるのが使命。向こうからの要請で長靴とか暖をとるものを言われたのと食料系がない中でパン屋としてパンを届ける」と、支援活動に取り組む思いを明かしました。
製造したパンは現地の状況を見ながら、友人らが過ごす避難所に届けられるということです。