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医師や給水車を続々派遣 被災地支援の動き広がる 能登半島地震

2024年1月8日 17:43
医師や給水車を続々派遣 被災地支援の動き広がる 能登半島地震
石川県七尾市へ派遣される医師と看護師=8日午後1時・福井赤十字病院

県内から石川県の被災地を支援する動きが広がっています。福井赤十字病院は被災者の救護支援に向け呼吸器内科の医師2人や看護師ら8人を派遣したほか、坂井市はおよそ6000戸のほとんどが断水している中能登町へ1・8トンの給水車を派遣しました。(1月8日)


福井赤十字病院から派遣された医師たちは、避難生活の長期化による災害関連死を防ごうと七尾市の能登総合病院を拠点に患者を診る予定です。被災地では感染症が拡大したり、持病のある人の薬が不足したりしていることから検査キットや薬剤も持参します。

福井赤十字病院の多田利彦医師は出発前、「慢性疾患や感染症などいろんな病気がまだ蔓延している状況が続いているのでそれに対応できるような救護班活動を行う。患者に寄り添った対応を心がけていきたい」と語りました。
活動は11日までの予定です。

一方、坂井市から派遣された給水車は、中能登町の4カ所の避難所で住民に水を配るほか、介護施設などにあるタンクに水を補給する予定です。水を入れる容器を持っていない人にも行き渡らせようと、6リットルのビニール袋も用意しています。
小浜市・永平寺町からの給水車とともに12日まで活動します。

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