大野にユニーク自販機登場 販売するのは本格シェフの味 フレンチレストラン「ビストロシャルム」
大野市のレストランにユニークな自動販売機が登場しました。楽しめるのは、地元産の食材にこだわったフレンチです。
■リポート・石畝健記者
「こちらの自動販売機。ボタンを押しますと…、中に入っているのは手づくりハンバーグです」
大野市のフレンチレストラン「ビストロシャルム」では、今月から店の前に1台の自動販売機を設置しました。大野の特産・荒島ポークのポトフやサンドイッチ、それに名水サーモンのカルパッチョなど、地元産にとことんこだわり調理したものを、真空パックで1人前の量に小分けにして、冷蔵で販売しています。
■ビストロシャルム・村田勝俊シェフ(60)
「(コロナ禍で)テイクアウトだけの時に、結構遠方からも買いに来られて。(営業再開後)なかなかテイクアウトまで手が回らなくてずっと断り続けてたんですけど、今回自動販売機を導入することで、24時間好きな時間に買いに来ていただける」
ポトフやハンバーグは、湯せんで5分ほど温めるだけで食べることができ、本格シェフの味を家庭で楽しめます。
■ビストロシャルム・村田勝俊シェフ(60)
「観光で大野に来られた人が、大野にこんなにおいしいものがあるんだと分かってほしい。大野に来るきっかけにもなれば」
店では今後、荒島ポークのステーキやドリアなど、メニューを増やしていく予定で、いずれは前菜やスープ、それにメインとフレンチのコースを販売したいとしています。