入院患者らに元気を届ける 県立病院に響くハンドベルの澄んだ音 北陸高校の合唱同好会が演奏 感染防止のため合唱は封印
クリスマスを前に、北陸高校の合唱同好会が17日、県立病院でピアノやハンドベルを使った演奏会を開き、声の代わりに音で元気を届けました。
新型コロナウイルスの感染防止のため、県立病院では今も声を出す催しを開くことができず、生徒たちは音で元気を届けたいと楽器を使った演奏を企画しました。この日はメンバー14人が「きよしこの夜」など、クリスマスにちなんだ全11曲を披露しました。
■演奏を聞いた人
「すごく澄んだ音で心が癒されました」
■北陸高校 合唱同好会 道下諒也さん
「病院ということで、合唱といういつもの形が使えない中で、もうすぐ(やってくる)クリスマスを感じてくれたらうれしいなという気持ちで演奏しました」
患者やその家族に歌声で癒しと勇気を届けようと、2017年から続く取り組みは今回が5回目。北陸高校では、いずれは合唱の発表会も開催したいとしています。