世界80の国と地域から経済界の若きリーダーが集まる、国際的な研修が8日から県内で開かれ、世界各地の課題について話し合うとともに福井の魅力も売り込みます。

福井市で開かれるのは世界各国の青年会議所のメンバーが集まって研修を行う「国際アカデミー」です。

北陸新幹線開業に合わせて福井青年会議所が誘致したもので、研修会は駅前のホテルなどを会場に、ヨーロッパやアフリカなど世界80の国と地域の青年会議所のメンバーが集まり、6日間にわたって各地が抱える課題について議論を交わし、リーダーとしての資質向上を図ります。

研修に先駆けて参加者は4日から福井を訪れ、小学校児童と交流するほか、ホームステイしながら県内の観光地を巡る予定です。

開業後初めての大規模な国際コンベンションで、福井青年会議所では食や歴史、それに美しい自然など福井の魅力を売り込むことにしています。

ところで、昨年度に県内で開かれたコンベンションは30あまりですが、今年度は72の開催が予定されていて、それぞれ会議の規模も大きくなっています。