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地震による津波想定し訓練 関係機関が連携強化 水中ドローンも初投入 県総合防災訓練 小浜市・小浜漁港ほか

2024年10月12日 11:50
地震による津波想定し訓練 関係機関が連携強化 水中ドローンも初投入 県総合防災訓練 小浜市・小浜漁港ほか
初めて訓練で使用した水中探査ドローン=12日午前8時半ごろ、小浜市・小浜漁港

地震による津波を想定した県の総合防災訓練が12日、小浜市で行われ、関係機関が万が一の事態に備えて連携の強化を図りました。

訓練は若狭湾を震源とする地震で、小浜市沿岸に津波が到達し、建物などに甚大な被害が出たとの想定で行われ、警察や消防など関係機関をはじめ、市民らも参加して救助の際の動きなどを確認しました。

能登半島地震の教訓を踏まえ、今年は初めて、水中ドローンを使った訓練も行われ、海底に異常かないかどうかを確認していました。また、海上自衛隊などは津波で流された人を捜索し、救助する際の手順を確認しました。

全国で自然災害が相次ぐ中、県では訓練を通して、関係機関の連携強化を図るとともに、住民の防災意識を高めたいとしています。

最終更新日:2024年10月12日 11:50
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