世界一のキャッチャー 中村悠平選手に市民栄誉賞 大野市で初 東京ヤクルトスワローズ
世界一のキャッチャーに栄誉です。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの優勝に貢献した大野市出身で東京ヤクルトスワローズの中村悠平選手(33)に初の市民栄誉賞が贈られました。(11月13日)
大野市の結とぴあで11日授賞式があり、中村選手は「大野市民初となる市民栄誉賞を受賞することができて、本当に光栄だと感じています。ありがとうございます」と述べました。また「多くの感動や勇気を与えられるような野球選手に、もっともっとなっていきたいと改めて思いました」と今後のさらなる活躍を誓っていました。
中村選手は会場を訪れた子どもたちからの質問に答える形で、WBCでの裏話も披露してくれました。「優勝した時はどんな気持ちでいましたか?」と聞かれた中村選手は「最初、大谷選手が牧選手と抱き合いそうになったので、いや、俺だろみたいな。そしたら、大谷選手が僕の方を見てくれたので、抱き合ったのでよかった」と答えていました。
授賞式を見守った地元の球児は「僕も頑張ろうと思った」とか「テレビで見るよりもめっちゃかっこよかった。自分もプロに行ったら中村悠平選手みたいになりたい」と話した。WBCを制し、文字通り世界一のキャッチャーとなった中村選手。市民に大きな感動と希望を与えてくれました。