「進め方が一方的」福井市のアリーナ計画で建設予定地区の住民から交通渋滞 騒音を懸念する声
福井駅前で整備予定のアリーナ計画を巡って、23日に住民説明会が開かれ、建設候補地周辺の住民からは「進め方が一方的」だと批判する声が上がりました。
アリーナは、福井駅から歩いて10分ほどの福井市東公園での整備が計画されていて、7月初めから地盤の強度を測るボーリング調査などが始まっています。
説明会では、担当者が今後の整備スケジュールや周辺の道路事情について説明しました。これに対し、周辺住民からは「計画の進め方が一方的」だとする声や、交通渋滞や騒音を懸念する声が上がりました。
豊島地区の住民
「駅前でイベントや催しがあった時には、必ず駅前の駐車場がいっぱいになる」
「住民の意見を聞いて、まとまってから話が進むならいいが、一方的に話が進んでいる感じ」
「アリーナでイベントを開いた時に、テンションが上がった若い人たちが暴れたりとか、そういう対策はどうなのか」
アリーナは2027年秋のオープンを目指していて、建設主体の経済界では、引き続き丁寧に説明を続けていきたいとしています。