福井市議会「やるためにどうしたらいいか」 市中心部のアリーナ計画 整備におおむね理解示す
福井市中心部でのアリーナ計画を巡って、福井市議会は整備におおむね理解を示しました。経済界は「県民の理解も得て推進したい」と強調しています。
市議会の特別委員会は17日、経済界のメンバーも出席して計画について議論しました。運営費などが膨らむ懸念がある中、経済界は群馬県など全国各地でのアリーナ整備にかかる実績を説明し、委員会は青森県八戸市などの視察結果も踏まえ、福井市中心部での計画に概ね理解を示しました。
■福井市議会 池上優徳議長
「やるためにどうしたらいいかというフェーズに入ってきたと理解し、市民の理解を得られるような形に我々も持っていきたい」
■福井商工会議所 県都みらい創造委員会 梅田憲一委員長
「県議会の方にもご理解を得て、福井県、福井市、それから我々経済界、それとオールコネクトと一致してアリーナ構想を推進していけたら。市民、県民の理解を得て、推進していくしかない」
経済界は105億円とされる整備費のおよそ半分について、行政からの支援を求めていて、県民への丁寧な説明が求められます。