作業員が機械に胸を挟まれ死亡 電源入れたまま開閉部分に… 吉野瀬川ダムの建設工事現場 越前市広瀬町
越前警察署
9日午前10時45分ごろ、越前市広瀬町の吉野瀬川ダムの建設工事現場で、コンクリートを運搬する機械のメンテナンスをしていた作業員の男性が、機械の開閉部分に挟まれているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死亡したのは、茨城県東茨城郡茨城町の会社員藤枝広憲さん(46)です。越前署によりますと、近くで別の作業をしていた男性が、機械に挟まれている藤枝さんを発見したということです。
藤枝さんは事故当時、機械が正常に作動するかどうか、1人で確認を行っていたということです。また、機械の開閉部分は両開きで、発見時は電源が入っていたということです。
警察では、藤枝さんが機械が動いたままの状態で誤って開閉部分に入り、挟まれたのではないかとみて、当時の詳しい状況を調べることにしています。