あす夕方にかけて大雪 寒波は週明けまで"居座る"見込み 食料買い込み備える人の姿も
再び寒波が襲来した県内は、18日夜から19日夕方にかけて山地を中心に大雪となる見込みです。今回の寒波も長く居座る見込みで、各地で雪に備える動きもみられました。
18日午後6時現在の各地の積雪量は、大野市の九頭竜で193センチ、南越前町の今庄で69センチ、福井で16センチなどとなっています。
まだ積雪の残る奥越では、雪かきに追われる市民の姿が…。
■勝山市民
「もう降らないかなと思ったら、また降るということで。これはやばいなということで今、場所を空けておかないとまずいかなと思って。ガソリンも入れたし、灯油も買ったし。万全にしているつもり」
■大野市民
「今のうちにやっておかないと。またこの上に多く降ったら大変。もう腰が痛くなる」
勝山市内の食品スーパーでは、長期戦に備えたこんな動きも。
■買い物客
「カップラーメンやパンなど長く持つものを買った、大雪に備えて。50センチくらい積もるとなかなか車が出せないので、冷凍品などを買い足している」
■買い物客
「野菜物などは多めに買った。雪があると買い物に来られないので、2~3日分あるように買い物する」
■ハニー新鮮館かつやま 井上祥悟店長
「今週いっぱい雪予報ということで、1週間分をまとめて入れられるものに関しては入荷させている」
2週間前には食パンなど一部の商品が欠品したことから、今回は普段の2倍の商品を発注したということです。
なお、19日(水)午後6時までに降る雪の量は平地で20センチ、山地で50センチ、奥越で50センチなどと予想されています。予想より寒気が強まったりした場合は警報級の大雪となる可能性もあり、気象台では交通障害などに注意・警戒を呼びかけています。