東ティモールの研修生受け入れ 大野市で水の浄化システムなど学ぶ 日本の技術を母国に持ち帰る
東南アジアの東ティモールから水道技術者を目指す研修生らが13日、大野市を訪れ、上水道の配管工事の現場や下水処理施設を視察し、日本での水の浄化システムなどを学びました。(2月14日)
地下水が豊富な大野市は7年前、市民から寄付を募り、東ティモールで水道を整備しました。このプロジェクトは市内の水道業者に引き継がれ、現在も設備の管理が続けられています。
■研修生 ダ・コスタ・ジョアニーナさん
「多くのいい経験や体験をさせていただいた。自国に戻ってから大野のような水のシステムを取り入れたい」
神奈川県内での研修を経て、東ティモールで開業予定の水道設備会社で働く予定となっています。